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ドイツ原産のミニチュアダックス。胴長短足ながら機敏な動きを見せ、歩く姿にかわいらしさを覚えます。
犬籍登録団体・JKC(ジャパンケネルクラブ)が毎年発表している「犬種別犬籍登録頭数」では、1999~2007年の9期にわたり連続で最も多い犬種登録数を得ていました。日本国内において高い人気を誇り、ピークを迎えた2003年には、167,780頭もの登録数があったとされています。

ミニチュアダックスの魅力

体高の2倍ほどの長さがあるミニチュアダックスの体長
胴長短足でどこか愛嬌のあるダックスフンドの体は、アナグマ猟における狩猟犬として活躍するために改良されてきました。
アナグマ猟は、アナグマの住処である細く長い巣穴に飛び込んで獲物を追いこみます。ダックスフンドは、鋭敏な嗅覚とともに、短い足ながら機敏な動きで獲物を仕留めるのです。ひと周り体の小さなミニチュアダックスは、ウサギ狩りでも活躍していました。
ミニチュアダックスは、ダックスフンドの1タイプ
ミニチュアダックスは、独立した犬種としての登録はありません。 ダックスフンドのタイプは3つ。大きい順から、「スタンダード」「ミニチュア」「カニーンヘン」です。それぞれのタイプは、胸囲によって判断されます。
  • 35cm以上:スタンダード
  • 30cm以下の場合;カニーンヘンです。サイズを確定するのは生後15カ月を経過する頃になります。
賢く活発なミニチュアダックス
狩猟犬として活躍しているとおり、ミニチュアダックスは賢く活発な犬種です。運動も好みます。日本では警察犬として活躍している個体もいるなど、独立心の高さと行動力がうかがえます。しっかりとした精神面を持っていると言えますね。
ミニチュアダックスは賢く独立心が強い分、マイペースになりすぎないようしっかりとしつけることがポイントです。飼い主さんとのルールを守らせることで、落ち着きのある性格に育っていきます

ミニチュアダックスが気をつけたい病気とケガ

椎間板ヘルニア

頸椎から尾椎にある脊椎骨(背骨)を構成する、椎骨(ついこつ)と椎骨。その間に椎間板があり、上下の椎骨同士を連結させています。 衝撃吸収の役割を担う椎間板はゼリー状。中間には髄核があり、髄核の周囲を同心円状に繊維組織で出来た繊維輪という構造が取り巻いています。そして髄核が衝撃吸収し、外からの力に対して繊維輪と協調し圧力を支えています。 髄核や繊維輪が脊椎神経を圧迫して発症する症状を椎間板ヘルニアと言います。

椎間板ヘルニアの発症はふたつの形があり、髄核が脊柱管内に飛び出してしまった状態を「ハンセンタイプI型」、繊維輪が押し上げられて脊柱管を圧迫した状態が「ハンセンタイプⅡ型」です。 高齢に伴い発症するⅡ型と異なり、「軟骨異栄養症性犬種」に分類される犬種によく発症するのがI型です。ダックスフンドは「軟骨異栄養症性犬種」に分類されます。 I型はダックスフンドをはじめ、プードル・シーズー・ペキニーズ・キャバリア・ビーグルなど、Ⅱ型は柴犬・シェパード・マルチーズ・パピヨン・ゴールデンレトリバーなどにそれぞれ好発しやすいとされています。 共通する症状として、体の一部(特に背筋)に激しい痛みを伴います。歩行はできるものの、動きたがりません。やがて、後肢のふらつきや座り込みがみられます。

重症になると、両後肢の完全麻痺により前肢のみで歩行しようとする・皮膚の感覚消失が起き、最終段階では痛みの感覚が消失してしまいます。

軟骨異栄養症性とは 骨の成長が進まない遺伝性の病気です。軟骨異栄養症においては髄核がもともと軟骨様なので、若齢時から椎間板の変性を起こしやすくなります。 衝撃吸収の役割を果たす椎間板が変性し、クッション性が無くなるため、外力に対してもろさを見せます。 (軽症の場合内科治療、だめなら外科的治療)

外耳炎

ゴールデンレトリバーなど、垂れ耳の犬種に好発しやすい外耳炎。ミニチュアダックスも垂れ耳のため、気をつけておきたいところです。 耳の穴から鼓膜までの間を「外耳(外耳道)」と呼びます。垂れ耳の犬種は、外耳への通気性が乏しく、炎症の原因となる真菌・細菌が繁殖しやすくなります。 耳から悪臭がする、耳をしきりに触りたがる、頭を振るなどの症状がみられ、多くの耳垢が耳道内に蓄積します。

尿結石(尿道結石・尿路結石・尿石症)

腎臓・膀胱・尿管・尿道において、無機質の固形物が形成されることがあります。この固形物を結石と呼びます。結石は多くが膀胱でつくられ、尿道を通って排出されます。 結石の多くは、ストルバイト結石・シュウ酸カルシウム結石です。
ストルバイト結石
下部尿路系に感染したブドウ球菌やプロテウス類の細菌が作り出す物質により、尿がアルカリ性になります。 尿路感染が認められない場合も、
  • 食べものに無機質・タンパク質が多く含まれている場合、尿には多量のマグネシウム・アンモニウム・リン酸塩が含まれている
  • 食べもの・薬・腎臓病などが原因となり、尿がアルカリ性へと変化する
  • 水分摂取量が少ない場合、尿の濃縮が強くなる
という複合的な要因により発生するとされています。
シュウ酸カルシウム結石
はっきりとした理由は分かっておらず、様々な要因が検討されています。
  • オスに多く発生するため、性ホルモンとの関連
  • カルシウムを多く含んだ食事をとり続けると「高カルシウム血症」にかかり、尿のカルシウム濃度が増加するため、シュウ酸カルシウム結石が形成される危険性が高まる。
  • シュウ酸カルシウム結石は、酸性により結晶化が進みます。アルカリ性尿によって結晶化するストルバイト結石の治療においては、酸性へコントロールすることにより治療を進めますが、酸性に行き過ぎるとシュウ酸カルシウム結石を起こす要因となります。
ダックスフンドに好発しやすいシスチン結石 シスチンは、水に溶けにくいアミノ酸の一種。シスチンを尿に排出してしまう異常な腎臓を持つ個体においては、生涯にわたり症状が続く可能性があります。 シスチン結石は、尿のphをややアルカリ性にすると溶けるとされています。

白内障

眼球においてレンズの役割を担う水晶体。水晶体が混濁する眼病が白内障です。 多くは加齢により発症し、犬種を問わず発生します。進行の程度は様々で、失明にいたらない個体もいます。

2歳までの間に起こる白内障を「若年性白内障」、2~6歳の間に起こる場合は「成犬性白内障」とよび、若年・成年期の白内障は遺伝的要因による発症が多いとされています。

ほかにも、糖尿病性の白内障、ほかの眼病と併発するものなど、白内障を起こす要因は様々なケースがあります。 白内障を発症すると、眼球が白くみえたり、瞳が広がってみえたりと、見た目で判別できるようになります。 また、つまずく・ぶつかる・壁伝いに歩くなど視覚障害に伴う行動異常がみられるようにもなります。

緑内障

眼球の圧力が高まる緑内障。原因のほとんどは、房水と呼ばれる目の中を循環する透明な液体の排出障害です。

毛様体突起でつくられる房水は、作られる量と排出量のバランスが眼内で保たれることで、眼圧が一定の範囲内に保たれます。緑内障にかかると、排出量が減少し、眼球内に過剰な房水が貯留するため、眼圧が上昇します。

症状は急性のものと慢性のものがあります。 急性緑内障においては、突然の視覚障害・角膜の白濁・白眼の強い充血・瞳孔の散大などの症状がみられます。眼は痛みを持つため、頭部付近を触られることを嫌がり、元気消失・食欲低下もみられます。

眼圧が上昇した状態が続くと慢性緑内障になり、眼球の腫れ・角膜に線が入る・水晶体脱臼・眼内出血・角膜障害を発症。 最終的には、眼球ろうと呼ばれる状態になり、眼球がしぼみ機能が停止します。 (内科治療・外科治療……ただし、非常に困難)

膝蓋骨脱臼

後ろ足にある膝蓋骨。人間で言えば「膝のお皿」と呼ばれる箇所です。膝蓋骨が正常な位置から外れる病気を、膝蓋骨脱臼(パテラ)と言います。 膝蓋骨脱臼は、内側に脱臼する「内方脱臼」と、外側に脱臼する「外方脱臼」があり、小型犬に多く発症するのは内方脱臼とされています。

原因は、先天性(遺伝性)と後天性(外傷性)といった2つのパターンがあり、先天性による場合は、生まれつき骨の変形や靭帯の異常による影響で発症します。 一方、後天性による場合、落下や打撲による外傷、栄養障害に伴う骨の変形を主な原因として発症するとされています。

膝蓋骨脱臼の症状は、程度により4つのグレードに分類されます。
グレード1
膝蓋骨は正常な位置にありますが、膝を伸ばしたり、膝蓋骨を指で押したりすると脱臼します。 普段、症状はあまり目立たちませんが、スキップのような仕草が時々見られます。
グレード2
脱臼・整復を繰り返している段階です。膝関節は不安定で、少しの動きで膝蓋骨が脱臼しやすい状態になります。真っすぐ足を伸ばしたり、指の力で押したり、外的に力を入れたりしないと元の位置に戻りません。 日常生活にそれほど支障はありませんが、年月を経ると靭帯の伸びや骨の変形が起きていきます。
グレード3
膝蓋骨が常に脱臼している状態です。 明らかに歩様異常(跛行・はこう)が見られ、大腿骨・脛骨といった膝蓋骨近隣の骨も変形していきます。 治療しないままでいると症状が進行し、グレード4の状態となります。
グレード4
この段階になると、膝蓋骨は完全に脱臼してしまいます。 指で力を加えても元の位置に戻せず、大腿骨・脛骨の変形も進行しているため、後ろ足がうまく使えなくなります。 結果、筋肉の萎縮も起こり、後肢の変形に起因する前十字靭帯断裂や股関節脱臼を併発することもあります。
保険加入前に先天的疾患(疑いも含む)を抱えている場合、 「補償対象外」や「引受不可(加入できない)」となる可能性があります。

また、加入可能な場合でも、保険加入後に先天性疾患の影響と見られる疾患を発症した場合、更新不可あるいは関連する病気以外の補償となる場合があります。
ペット保険商品の契約条件・免責事項は、保険取扱各社によって異なり、 今回ご紹介した傷病についても、各社により判断基準は様々です。 保険会社が発行している「保険約款」「重要事項説明書」に必ず目を通し、 保険商品の詳細を確認しましょう。

ご不明な点がある場合は、事前に各保険会社へとお問い合わせください。
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