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中国を原産とし、紀元前400年以前から存在していたパグ。チベットの修道士に愛され、その後ヨーロッパに渡ったあともオランダの王子やナポレオン婦人に寵愛されるなど世界的に愛される犬種です。

パグの魅力

ユニークな表情
しわの深い顔で少し困ったような表情がユニークなパグ。その表情とは裏腹に、ボディはとても筋肉質でがっちりとしています。つぶらな瞳はやさしさも感じさせ、親しみやすい犬種と言えます。ちなみに「パグ」はラテン語で「握りこぶし」を意味します。頭部の形が似ているから命名されたようです。
わんぱくで明るい性格
パグは陽気でわんぱくな性格をしており、人間や他の犬に対してもフレンドリーに接します。パグが持つポジティブさに惹かれる方は少なくありません。パグは遊び好きなので、運動する機会を与えるとよいでしょう。ただし、呼吸器が弱い傾向があるので、暑い気候の時にはこまめに調子を見ることが必要です。

パグが気をつけたい病気とケガ

軟口蓋過長症
パグをはじめ、ブルドッグやシーズーなどの短頭種がかかりやすい軟口蓋過長症。軟口蓋とは、上顎の奥にある柔らかい部分を指します。この軟口蓋が長く伸びることで、呼吸の際に気道を塞いでしまいます。

代表的な症状は夜間のいびきです。ほかには、鼻を鳴らすような呼吸、開口呼吸などがみられます。突発的に呼吸困難を起こした場合には、早急な酸素吸入を行います。完全な治癒には、軟口蓋の切除が必要です。
短頭種気道閉塞症候群
鼻腔狭窄症や軟口蓋過長症など、いくつもの要因が重なり発症します。上部気道が閉塞し、いびきや辛そうな開口呼吸、高温時のパンティング(激しい呼吸)がみられます。 悪化すると、食べものを飲みこむことができなくなったり、運動に耐えられなくなったりと生活に支障が出る症状が発出します。

高温多湿や肥満、興奮時などに悪化するおそれがあるので、気をつけるとよいでしょう。治療は、原因箇所を外科的治療により矯正することが最も適切です。 早期治療が有効と言われていますが、上部気道閉塞がみられる場合の麻酔は危険を伴うので、充分な知識と技術を持つ信頼できる医師に依頼したいところです。
鼻腔狭窄(鼻孔狭窄症)
鼻道は外鼻孔に始まり、空間(鼻腔)を経て後鼻孔へと繋がり咽頭部に通じています。左右の鼻孔が狭まる両側性狭窄症や呼吸した際の閉塞は、短頭種気道閉塞症候群や粘膜ポリープなどによって発生します。

短頭種にみられる鼻腔狭窄は、先天的な構造の異常によるものがほとんどです。また、軟口蓋過長症や感染病に起因する粘膜の肥厚や浮腫の発生によっても発症します。

鼻腔狭窄の治療は外科的な処置が中心となり、原因箇所の切除が行われます。
気管虚脱
気管を構成する軟骨が弱くなり、気管背面の膜性壁と呼ばれる箇所が伸びて気管内部に入り込むことで気管がつぶれてしまう病気です。重症時には呼吸困難となります。気管虚脱が起きた際には、咳やゼーゼーとした呼吸音、吐き気、ガーガーとガチョウのように鳴くと言った症状がでます。 根本的な治療法は外科手術にて行い、気管に補強材を入れて本来の筒状に戻す方法がとられます。
膿皮症
細菌感染による皮膚炎で最も多いとされる膿皮症。パグは気をつけなければいけません。パグのチャームポイントでもある顔のしわは汚れがたまりやすい箇所でもあるため、清潔な状態をキープする必要があります。 症状は主にただれとかゆみです。また、膿皮症は細菌感染の深さにより、潜在性膿皮症と深在性膿皮症に分けられます。ともに再発しやすいので、患部は清潔に、飼育環境は高温多湿にならないように気をつけることがポイントです。
外耳炎
耳の穴から鼓膜を外耳と呼びます。細菌・真菌・寄生虫などにより炎症を起こした状態が外耳炎です。パグは垂れ耳のため、耳の内部に汚れがたまりやすくなります。そのため、定期的な耳のお手入れが大切です。 耳掃除を行う際には、耳掃除専用の液体を用いるとよいでしょう。人間と犬は耳の構造が異なるため、綿棒を用いると耳垢を押し込んでしまうことになりかねません。
眼の疾患
パグの愛らしさを際立たせる丸い瞳。しかし、丸く大きい瞳は眼病を発症しやすくもあるため注意が必要です。
  • 睫毛乱生
    「睫毛(しょうもう)」とは、まつげのことです。睫毛乱生は、発毛する位置は正常なものの、方向が角膜に向かっている状態です(いわゆる「逆さまつげ」です)。角膜が刺激されると、涙眼になったり、角膜が傷ついたり、角膜潰瘍を起こすこともあります。
    治療は、異常な睫毛を切除したり、毛根を電気で焼く方法がとられます。
  • 角膜潰瘍
    外部の刺激により角膜に傷を負った際にひっかくなどして悪化した状態、または細菌感染により角膜が攻撃され溶かされた状態が角膜潰瘍です。 眼瞼けいれんや流涙、角膜浮腫、角膜への血管侵入などの症状が出ます。細菌検査を行い、抗生物質の点眼と内服、阻害薬の点眼を行います。
  • 色素性角膜炎
    パグをはじめ、シーズー、ペキニーズといった短頭種に起こりやすい症状です。短頭種の色素性角膜炎は、角膜表面の過度の露出や涙液の減少、眼瞼内反などが原因とされ、角膜炎を発症した際に血管新生や色素沈着が発生します。

    治療は原因の除去が必要となり、眼瞼形成手術などの外科的治療や抗炎症薬の点眼などを行います。
  • 乾性角結膜炎(KCS)
    涙が減少し、角膜や結膜表面に炎症が起きる病気です。原因はさまざまで、犬ジステンパーウイルスの感染、外傷、放射線療法、薬物感作、自己免疫性、特発性など。 はじめのうちは結膜の充血や浮腫を起こし、痛みを伴います。ですが、病気が進行すると段々と痛みを感じなくなってきます。また、結膜に色素が沈着し、角膜にも血管が侵入してきて色素沈着もみられます。

    治療は「涙液補充療法」と呼ばれる方法がとられ、人工涙液の点眼を中心として、油分を補うために眼軟膏を使用します。 細菌感染の場合は、抗生物質の点眼を合わせて行うこともあります。ほかにも涙液分泌を促す薬の投与や、免疫抑制薬の点眼など多様な方法がとられます。
壊死性髄膜脳炎
パグに好発しやすいことから「パグ脳炎」とも呼ばれています。脳炎を起こす原因は不明で、多くが予後不良となります。 脳の炎症が徐々に進行し脳が萎縮していくこの病気では、当初発作や視力障害がみられ、その後けいれん、ふらつき、旋回、斜頸といった症状が発出します。

有効的な治療法は確立されておらず、ステロイドや抗けいれん薬などの内服にて対処します。
膝蓋骨脱臼(パテラ)
膝蓋骨は「お皿」と呼ばれる部分で、アーモンド型をしています。膝蓋骨が正常な位置からずれてしまった状態を「膝蓋骨脱臼」と呼びます。小型犬に多い病気です。
脱臼には内方脱臼と外方脱臼があり、スキップのような歩様を見せたり、歩きづらそうにする様子を見せたりします。脱臼を起こした際に犬自身が足を伸ばして直してしまうこともありますが、悪化すると常に骨が外れた状態になるため早期の対処が望まれます。
重症時には外科手術により治療し、軽症の場合はリハビリテーションのみを行う場合もあります。フローリングなど衝撃を受けやすい環境で飼育されている方は、マットを敷くなどして愛犬が衝撃を受けないように工夫しましょう。
治療は、目薬や内服による内科的治療、手術による外科的治療による方法があります。視覚が保たれている場合、内科的治療が選択されます。視覚障害が進行、あるいは失明した場合は手術が必要です。手術ではにごった水晶体を取り除き、人工水晶体を挿入します。
保険加入前に先天的疾患(疑いも含む)を抱えている場合、 「補償対象外」や「引受不可(加入できない)」となる可能性があります。

また、加入可能な場合でも、保険加入後に先天性疾患の影響と見られる疾患を発症した場合、更新不可あるいは関連する病気以外の補償となる場合があります。
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